自分自身が衝動買いをしてしまう瞬間を認識する方法

「お金か人生か」を読む中で、僕自身の支出改善への意識が高まった。

幸か不幸か現在の自分は可処分所得がそれなりにあるため、これまで月に数回やってしまっていた1万円程度の無駄遣いを気にしたことがなかったのだが、FIREやセミリタイアを意識し始めたことで、支出の内容に対して真剣に向き合うようになった。

その結果、最近以下のようなシチュエーションで「自分が衝動買いをしようとしている」と認識できた。

これだけでも数万円程度の支出を減らせたし、買わなかったことによって困ったことは一度もなかった。つまり本当に無駄遣いをしようとしていたのだ。

ただ、衝動買いをしようとしている最中で、自分が衝動買いをしようとしていることを認識することは、とても難しいと感じた。

「自分がいつ衝動買いをしているのか」を認識しよう

モノを決済しようとする瞬間にアドレナリンとドーパミンが全身を駆け巡っている。その瞬間は著しく思考力と冷静さが欠落する。そこで自分自身にブレーキをかけるためには仕組みが必要だと思う。

僕はクレジットカードの利用明細を見返してみて「自分自身が衝動買いをする瞬間」をパターン化しようとしている。

これを読んでいる方の中で買い物中毒の自覚がある方は、クレジットカードの明細を見ること自体に恐怖を感じていると思う。少なくとも僕はそうだった。

しかし、利用明細に向き合って対策を立てること、衝動買いのパターンを自認することは、人生を好転させるきっかけに必ずなる。自分と同じ悩みを持つ方はぜひ挑戦してもらいたい。