FIREやアーリーリタイアを目指す際に「いま使っているAmericanExpressのクレジットカードをどうするか」は個人的に問題だった。
僕はAmericanExpressを年会費を合理化できるような使い方をしていなかった。
結論、見栄のための出費であったわけだが、それは今だからこそ認められる事実だ。
小市民的だが、AmericanExpressを持つことに僕はステータスに感じていた。1年で何度か飲み会の席でテーブル会計をする際に、財布からAmericanExpressを出すことが嬉しかった。同僚や後輩に対して見栄を張っていたわけだ。
僕がどんなクレジットカードを使っているかなんて、きっと誰も気にしていなかったと思う。
頭でわかっていても「見栄」という武装が自分にとって必要だった。
今回、投資の効率化の一環で証券口座を見直すなかで解約する決心がついた。
これまで僕の見栄の象徴的なお金の使い道だったAmericanExpressを解約することは、例えるならば武装を解除したような気分だ。
自分の身動きを鈍らせるものから、また少しだけ身軽になれたように思う。
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